王と暮らす男、端宗の最後の日々を歩く
2026年最大のヒット作『王と暮らす男』は、チャン・ハンジュン監督初の時代劇映画です。世祖の王位簒奪後、廃位された端宗(パク・ジフン)が江原道寧越の流刑地で過ごした最後の時間を描きます。ユ・ヘジンが村の復興のために流刑地を自ら引き受けた村長役を演じ、深い感動を与えました。
公開からわずか1ヶ月で観客動員数1000万人を突破し、韓国映画史に新たな金字塔を打ち立てました。江原道寧越と慶北聞慶の美しい自然を背景に撮影されています。
撮影の裏側
実際の端宗流刑地である清冷浦がすでに観光地化していたため、制作チームは似た地形の川の支流を見つけ、配所(流刑地)のオープンセットを新たに建設しました。道のない場所に土木工事まで行って進入路を作り、撮影終了後にセットは撤去されました。
寧越日帰りコースのおすすめ
清冷浦 → 観風軒 → 荘陵 → ソンドル、この4か所はすべて車で10分以内の距離にあり、日帰り旅行で十分に巡ることができます。ソウルから寧越へは東ソウルバスターミナルから高速バスで約2時間30分、または清凉里駅発の無宮花列車(ムグンファ号)で約2時間40分です。寧越市内はタクシーやレンタサイクルでの移動が便利で、主要ロケ地4か所を半日で巡れます。
清冷浦は船で渡る小島(一部は陸続き期間あり)で、端宗が幽閉された松林が今も残っています。観光船の乗り場は清冷浦入口から徒歩すぐ(営業時間:9:00〜18:00、船賃あり)。荘陵は端宗の墓所で、ユネスコ世界遺産「朝鮮王陵」の一つです。ソウル近郊の朝鮮王陵群とともに登録されており、規模は小さいながら清潔で整備された境内が静謐な雰囲気を醸しています。
ファンの聖地巡礼
公開後わずか1か月で1000万人を突破した王と暮らす男は、韓国映画史上屈指のヒット作として2026年の話題を席巻しました。ユ・ヘジンとパク・ジフンの熱演、そして江原道の壮大な自然が融合した美しい映像は多くのファンの心を捉えています。
清冷浦と荘陵はドラマ公開前から端宗ゆかりの観光地でしたが、映画の大ヒット後は訪問者が急増。地元の寧越観光協会は「映画で描かれた端宗の哀史を現地で体感したい」という観光客を迎えるため、英語・日本語の解説パンフレットを増刷しました。SNSでは**#王と暮らす男**、#端宗、#清冷浦のハッシュタグで聖地巡礼投稿が多数見つかります。
周辺グルメ・見どころ
寧越エリアは江原道の内陸部に位置し、綺麗な川と岩山に囲まれた自然豊かな地域です。**ソンドル(奇岩怪石の群れ)**は1億年以上前の地形が残る地質名所で、清冷浦から車で10分の距離にあります。映画にも登場した南漢江のS字カーブが眺められる展望台もこの付近にあります。
寧越の名物グルメは**곤드레나물밥(コンドレナムルご飯)で、地元産の高麗アザミの葉を混ぜた素朴な山菜ご飯が旅行者に人気です。寧越市内の食堂でリーズナブルに楽しめます。宿泊は寧越市内の小規模ゲストハウスか、隣の平昌(ピョンチャン)**リゾートエリアのペンションが選択肢として挙げられます。早朝の清冷浦に朝靄が漂う幻想的な風景を見るなら前泊がおすすめです。